Tommy & Fred




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おかげさまでFire fighter collectionは例年大変人気を頂いております。
今期からは新たな都市の参加もあり、ファンの皆様、MODECO、行政が一体となって
取り組めている本コレクションは本当に素晴らしいコレクションに成長し続けている事に
感動を覚えます。

さて、2016年度の本コレクションはTommyとFred、二人の子からスタートしました。
兼ねてからご要望が多かったバックパックへの挑戦をするにあたって、どのようなデザインが
良いか昨年夏頃から悶々と考えておりました。

本コレクションは「ストレートに、ダイレクトに描き、インパクトを届ける」が
基本的なデザインの主旨となります。消防服1つ1つの軌跡を余計な脚色を省き、描く事こそ
が最もあるべき姿と考えます。

そしてそのデザインの根幹は「ジャケット」にあります。
自治体によって異なりますが、リフレクター(反射板)に始まり、トランシーバーを収納する
三叉の特殊ポケット、ジャケット本体の大振りな立体ポケット、都市のサインなどなど、これ
らを適正に活かしていく事が基本的なポイントとなります。

TommyとFredはこのジャケットを最も贅沢に描いたモデルと言えます。
消防服の中で最も面積が大きいジャケットの背面を丸々1枚使用し、ジャケットの立体ポケット
もそのまま活かし、まるで消防服を身にまとっているかのような、そんな気分になれる
ダイナミクスにあふれたデザインに仕上がりました。

今期はFire fighter collectionに絞った展開からスタートするにあたって、1つのマスターピー
スを描く事が目的でしたが、何とかベースになる形が出来たと思っています。
私にとってもとても愛着のある子達です。

しかしながらこのモデルはジャケットの背面の状態が少しでも悪いと作れませんし、
貴重な部位を贅沢に使用するので、限られた生産となる本コレクションの中でも
取り分け貴重なモデルとなります。


おかげさまで既に売り切れてしまったモデルもあり、今期分は残すところ僅かになりました。
追加生産は・・多分難しいので、もし迷われている方はお早めのご検討をお薦めします。

TommyとFredは、消防服をアップサイクルしたバックパックとしてこれ以上ないデザイ
ンの1つが出来た事に個人的に満足しているモデルです。



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